Frorina店長日記(現・おやゆび姫) 背負うた子に教えられる。
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背負うた子に教えられる。
2012/09/03(Mon)
昨年末に認知症を発症した 私の父ですが。

今は好々爺となって、デイサービスやショートステイで
穏やかな日々を過ごしています。

が、定期健診に行く度に、

どんどん認知症が進むでしょう

と言われています。


いつか、私の顔を見て

「 誰だっけ? 」

と言う日が来るのでしょうね。

でも、少しでも、日常生活の中で刺激があるように、と
時々、一緒に外食に出掛けたりしています。
(といっても、父が行けるのはおうどん屋さんくらいですが)


夏休み中にも、父と母と、私と息子で
いつもの うどん屋さんへ。


夏休みで結構混んでいて、他のお客さんの中に
顔は知ってるけど特別仲が良いというわけではない、という
同級生がいたよう。

思春期の自意識過剰の中三息子、
ひと目で認知症とわかるわけではないけれど、
よぼよぼと歩く父と一緒にいるのを見られるのって
恥ずかしいかな・・・とか思ったのですが、
息子は気にせず父のトイレにも付き添ってました。


うどん屋さんを出てから、どうしても買わないといけない
ものがあったので、息子と父にはスーパーの中にある
ドリンクの自販機の横にあるベンチで待っていてもらうことに。

じいじと、ここで缶ジュース買って
お茶しててね、と小銭を渡して。


私と母は急いで買い物に行き、
それでも20分は掛かったでしょうか。


父は右耳が完全に聴こえなくなっているので
会話も成立しにくく、
私も何を話そう?と思うこともしばしば。

・・・間が持たないのです。

きっと息子も困っているだろうと、
気持ちが急いて、思わず走り出して
息子と父が待っている場所に向けて
階段を駆け上がると。


聞こえてきたのは、2人の楽しそうな声。


ごめんね、お待たせ!


というと、


全然待ってないで。
楽しかったやんな、じいじ、

という息子と、笑顔の父。



ほっとして、4人で家路についたのでした。



帰りの車の中でも、息子はせっせと父に話しかけ、

「 じいじ、今まで乗った車で一番好きなのは何? 」

おぉ、車ネタなら息子も得意分野だもんね。

そういうと、嬉しそうに話し出す父。


「 じいじ、水虫なったことある? 」

えーっ!そんな質問よく考えつくね!!

僕な、水泳部入ってから水虫になってん。
大会とかで沢山の人がいる場所に行くからかな。

ひとしきり、水虫の話題?!で盛り上がり、
ちょうど実家につきました。

父と母が門扉を開けて入るのを見届けてから、
また行こうね、と、自宅へ帰ったのでした。



待ってる間、じいじと何を話していたの?と聞くと

夏休みの旅行で、水族館に行った時の携帯の画像を見せて、
そこから、釣りの話で盛り上がっていたそう。

そういえば、父は釣りが好きでした。

80センチの鯉、池の主だといわれていたのを
釣り上げた時の話をしていたよ、と。
息子も釣りが好きなので、鯉って浅いところにいるのは
小さいよね、とか。


たくさんの、携帯で見る画像、
息子の話題、
会話が通じる人との、楽しい会話
話が盛り上がるほどの会話

どれも、きっといつもの100倍、
父の良い刺激になったことでしょう。


++

うどん屋さんで、同級生がいたから、
じいじと一緒なの、はずかしかったやろ?ごめんね、と言うと


別に。

可哀相とか、下手な情けなんか かけられたくない。

それに、


じいじは僕のおじいちゃんなんやから


僕は全然平気や!!


・・・と。





すごいぞ、息子!!

よくぞ言ってくれた。

家に帰り着き、息子はさっさと2階の自分の部屋に
上がってしまいましたが、

私は、涙が出ました(ToT)


父にとっても、息子は初孫。

認知症になってから、うちの娘や、主人の名前が出てこない
ことはあっても、息子の名前だけは絶対に忘れない。


++


あとで、母とこのことを話していたのですが、
母は母で、あの日、実家に父と母を送ってから
じゃあね、と私たちが帰る際、

息子が助手席の窓を開けて

「 じいじ、また行こうね~!! 」

と言ったのを聞いて、涙が出たそうです。

しつこいようですが、中学3年の男子です。

++


ちなみに、普段、私が近くに座ろうものなら


うっとおしいな~
お母さんってホントうざい
キモチワルイ


という息子ですが、

テレビで高齢者の介護問題の特集を見ていたとき
あまりの大変そうな様子に、私が


「 もしお母さんがこんなんなったら、
  遠慮なくどこか施設に押し込んでくれたら
  いいからね! 」

と言うと



なんてこと言うねん!

僕を産んでくれた人やねんから

そんなこと絶対にない!!



と言ってくれた息子です(*^-^*)


このセリフがあるから、私、日々冷たくされても、
ぜんぜんへこたれないのかも(笑)

今日、私が、以前そう言ってくれたよね?と聞けば
もしかしたら

「 知らんで。言った覚えない 」

と返されるかもしれないけど(苦笑)

でも、心根の優しさは、
なぜ私からこんな優しい子が生まれたんだろう
というほど、優しいと思う。
気も弱いけど(苦笑)



とまぁ、長文になってしまいましたが(汗)

息子の優しさを再確認した出来事でした^^









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コメント
- No title -
すばらしい息子さんですね~
読んでいて、涙がでました。。

なんて素敵な男の子なんでしょう・・

おじいさま、楽しくて幸せなひと時をすごせたでしょうね^^

息子さん、お母さんにつっけんどんにしていても、自分が愛されていることをしっかりと自覚しているから、愛情豊かなこころをもった人に成長したのですね~

感動しました。。
2012/09/05 17:51  | URL | 2児の母 #-[ 編集] ▲ top
- ■2児の母 さま■ -
コメントありがとうございますm(__)m

日々、腹が立つこともあるのですけれど
時々見せるこんな姿に、よし育児がんばるぞ、と
思わせてもらうのかもしれないです(^^ゞ

温かなコメントをありがとうございました。
とっても嬉しいです(*^-^*)
2012/09/05 21:21  | URL | Frorina #zlAQJbYM[ 編集] ▲ top
- No title -
お久しぶりです。
ちょっとご無沙汰でこちらに訪ねてきたのですが、
今回はなんて良い話だったことか!!!
素晴らしい息子さんですね。
ひとえにママが愛情注いで育ててこられた結果です!
私にも状況の似た父がいますのでとても共感できて
ウルっときてしまいました。
これからもfrorina家の楽しく素敵なお話しを楽しみにしています(*^^*)
PS.腰お大事にしてくださいね。無理なさらないように(;△;)
2012/09/08 17:56  | URL | ころん #-[ 編集] ▲ top
- ■ころんさま■ -
ころんさーん!ご無沙汰しております。

ころんさんのお父様も同じ状況とのこと、
大変かと思いますが、でもでも、息子のいうとおり
「可哀相ではない」ですよね。
どんな理屈も越えて、「家族なんだから」と思えたこと、
息子に気付かせてもらいました。

もうすぐ南港のアート&バザールですね♪
ご製作は進んでいらっしゃいますか^^
大イベント、楽しんでいらして下さいね^^
2012/09/10 08:55  | URL | Frorina #zlAQJbYM[ 編集] ▲ top
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